人間関係トラブルに巻き込まれないために

介護職は3Kの仕事と言われています。入所者の食事や排泄、入浴から話し相手までお世話をしなければならず、人によっては記憶力に差がある為、乱暴な言動をされることもあります。

ですが人と関わる職業である為、小さなミスや入所者への配慮が足らない言動があれば一気に大問題につながってしまいます。また、夜勤で生活リズムも崩れがちで、施設によってはお給料が満足にもらえないこともあるようです。

そのような大きなストレスから、職場内でスタッフ同士でのいじめが発生することがあるようです。特に派遣社員は、介護施設の正社員よりも立場が低くなる傾向があるためいじめの標的になりやすいです。いじめの標的にならない為にと仕事ができる所をアピールしすぎれば煙たがられてしまうこともあるかと思えば、逆に仕事があまりにできなくても嫌われる場合もあります。

いじめのターゲットにならないようにするためには、まずは言われたことをきちんとこなせるようになりましょう。困っている人がいたら静かに手伝い、自分がした仕事に関して自慢してはいけません。また、謙遜しすぎても舐められてしまいます。愛想が悪くない程度に笑顔を保ち、あとは堂々と仕事をしましょう。

しかし、どんなに気を遣っても、いじめの標的にされてしまうことはあります。その時は重く考えず、「人生、こんなこともあるだろう」くらいに考えるようにしましょう。あまり無理をせずに、すぐ誰かに相談をすることも大切です。どうにもならないのなら、転職も考えましょう。

介護はマイナスなイメージがありますが、人との触れ合いを通して学ぶことも多い職業です。スキルを磨いていきたいのなら、前向きになる行動・言動を心掛けながら働いていきましょう。